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花粉症治療(アレルギー性鼻炎)

院長を含め、当院スタッフの9割が花粉症です。
毎年毎年、くしゃみ・鼻水・目のかゆみと戦っています。

花粉症は悩む方が多いために研究が進み、新しい薬も毎年のように登場しています。

強く出ている症状にあわせて、眠気の少ない薬/早く効く薬/効果が長く続く薬などを、症状の強さや副作用、ひとりひとりのライフスタイルに合わせて選択します。点眼薬・点鼻薬の処方も行っていますし、漢方薬での治療も可能です。

春先のスギ花粉の時期はもちろん、夏のイネ科、秋のヨモギやブタクサなどの花粉症でお困りの方、ハウスダストやペット、ダニなどのアレルギーをお持ちの方に、症状を抑えるお薬を処方しています。

生活スタイルやご希望にあわせて、あなたにあったお薬を処方いたしますので、お気軽にご相談ください。

季節 症状の期間 原因物質(アレルゲン)
主に樹木の花粉の飛散時期です。
花粉症を発症する人がもっとも多いのもこの季節ですね。
スギ・ヒノキ・ネズ・シラカバ・ハンノキ・コナラ・リンゴなど
主にイネ科の花粉の飛散時期です。
他の人より遅く花粉症の症状が出る方は、これらの花粉が原因かもしれません。
カモガヤ・オオアサガエリ・ハルガヤ・ホソムギ・スズメノテッポウなど
主にキク科の花粉の飛散時期です。
少し肌寒くなってくる時期ですが、風邪と勘違いせず、治療する必要があります。
ヨモギ・ブタクサ・カナムグラ・ギシギシ・カラムシなど

2024年スギ花粉飛散予測

飛散開始時期

2024年のスギ花粉飛散開始時期は2月上旬と、例年並みか例年より早くなる見込みです。
スギ花粉は、わずかな量が飛散開始時期より前に飛び始めるため、花粉症の方は、1月のうちから対策を始めるとよいでしょう。

飛散量

今年の飛散量は、大量飛散だった前シーズン(2023年)と比べるとやや少ない見通しですが、例年(過去10年の平均)に比べると、やや多い飛散量と予測されています。
花粉症は花粉飛散量がある一定のレベルまで上昇すると発症します。万全な対策を行って花粉シーズンをお過ごしください。

» 春の花粉飛散予測:日本気象協会 tenki.jp

当院での花粉症の治療法

症状を抑えるお薬を使った治療が、基本です。

基本的には、症状が出る時期のみ、症状を抑えるためのお薬を飲みます。
ただし、「花粉症」とすでに診断されている方は、花粉が飛び散る時期より少し前からお薬を服用することで、 つらい症状が抑えられます。

アレルギー性鼻炎(花粉症)の患者さんは、原因となる植物やアレルゲンによって、発症する時期や症状が違います。
また、どんなお薬が効果があるのか、副作用(眠気)の程度はどうか…など、人によって異なりますので、 生活スタイルやご希望にあわせて、どんなお薬を使っていくか、相談しながら、一緒に決めていきます。
また、花粉症によく効く漢方薬を組み合わせる治療も行っています。

アレルゲン(原因物質)検査

花粉症はアレルギーの一種です。

そのため、人によってはアトピー性皮膚炎、ぜん息など、ほかのアレルギー疾患も一緒に発症することもあります。花粉症の時期になると、目や鼻の症状だけでなく、肌荒れがひどくなったり、風邪でもないのに咳が止まらなくなったりすることがあります。

アレルゲン(原因物質)検査

検査は採血で行います。

アレルギーの原因物質がわかれば、症状の強い時期を予想でき、対策も変わってきます。
隠れていた病気がわかることもあります。
予防、重症化、難治化を防ぐためにも、一度だけでいいので、自分の原因物質を調べてみましょう。

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